2024年4月の休診日:4月7日(日)・14日(日)・21日(日)・28日(日)が定期休診日となります。

天王町接骨院で改善できるあなたの症状

捻挫 打撲 肉離れ 脱臼 骨折など 急なケガや痛み

早めの処置で安心

一日も早い回復を目指して治療をおこないます

スポーツでのケガや日常生活動作で、滑った、転んだ、ひねった、ぶつけたなど外傷性の痛みの治療は、接骨院・整骨院の重要な役割です。患部の状態や患者さんの要望を踏まえ、「一番良い治療方法は何か」を模索しながら、患者さんと二人三脚で治療を進めます。

早期回復のために一刻も早く適切な処置を

患部の状態、怪我の程度、個人差などにより、つらさや完治までの時間に差があるものの、誰もが「急性期」→「回復期」→「安定期」へと回復への過程をたどります。早期回復のためには、受傷直後の処置が非常に大切で、受傷48時間以内をゴールデンタイムと呼び、それまでに処置・治療を始めたかどうかが重要になります。そして急性期の早い段階でケアをしっかり行うことによろ、回復までの時間が飛躍的に縮まるのです。

急性期は炎症も強く、短い人で1週間、怪我の状態が悪い方で2週間ぐらいです。この期間はできるだけ安静固定を行い、炎症して腫れた患部の代謝障害を改善するため週に3回以上の通院頻度で処置を行い、無理に動かしたりしないことが肝心です。

ねんざはそっと湿布するだけ?

足首は、ふとした拍子に捻挫してしまうことが多い部位です。

重傷といわれるⅢ度の捻挫では、断裂した靭帯や周囲の筋肉から出血してパンパンに腫れてしまい、足背部にしびれが出てきてしまう方もいます。靭帯が切れるほど足関節をひねっているので、関節面の位置が合っていないままRICE処置(Rest(安静)、Ice(アイス)、Compression(圧迫)、Elevation(挙上)の応急処置)をおこない、包帯固定をしても、なかなか治らないばかりか、後になって急に足首に激痛が走ったり、歩いても走っても足首がグラつく感覚が消えなくなってしまうことがあります。ひどい場合だと、数か月、数年、痛みつづけることもあり、病院では手術が必要といわれるまでになってしまうケースもあります。

これはⅢ度の捻挫に限ったことではなく、Ⅰ度の軽い捻挫でも同様なので、当院では骨折や脱臼などの整復を応用した「整復術」を足関節へ施します。

ある日、サッカーをしていて右足関節を捻挫してしまった11才の男の子が、お父さんに付き添われ来院されました。足首にクラブチームの救護スタッフに巻いてもらったアイシングパックを付けたまま、痛そうに足を引きずっています。この場合、我々は柔道整復師として骨格の整復をすることで、腫れや痛みが瞬時に引かせることが可能なので、足関節の整復を行います。来院時には片足でケンケンしていたのが、一瞬で普通に歩けるようになりました。

足関節だけでなく、ぎっくり腰なども、帰りは普通にスタスタと歩けるようになり、周囲の人がビックリするというようなことは日常茶飯事です。もちろん、症状によっては完治までに回数がかかることはありますが、外傷施術のプロフェッショナルとして最高の手技を施すことに自信を持っています。

打撲は場合によってはマッサージ

打撲の初期段階(受傷直後2~3日の期間)の治療方法は、RICE処置の定法通り、アイシングして患部を冷やすことが基本です。

内出血は自然治癒力の働きによって、ぶつけた患部に血液が急速に集まる作用によって発症します。この外傷によって生じる腫れは必要なものですが、大量の内出血は、打撲の治療に関わる回復期間に大きな影響を及ぼすことになります。

そこで、当院では自然治癒力の働きを最大限に高めるために、患者さんが早期回復を望む場合には、あえてセオリーを無視することがあります。アイシングではなく、あえて「マッサージ」で循環促進を実践するのです。特別なマッサージをおこない、筋のポンプ作用を向上させることで回復スピードが上がります。また、マッサージ後、しっかり包帯固定をおこなうことで、通常の半分以下の時間で現場復帰する(フィールドに立つ)ことが可能となります。

あるアメフト部に所属している21才男性は、練習中に熱くなったチームメイトに本気でタックルされ、受傷後2日目に左大腿部打撲で来院されました。「3日後の大事な試合までに動けるようにしたい」とのことでしたので、特別なマッサージで腫れを引かせ、包帯固定をおこないました。圧痛は残存するものの、試合当日はテーピング固定で動けるようになるまで回復しました。

打撲、とくに内出血を発症した場合は、直後の対処によって大きく回復時間が変化してきます。当然、打撲障害の度合いが大きければ、回復は遅くなってきますが、それ以上に受傷直後の対処が最も重要になるのです。スポーツ現場で活躍するアスリートにとって、早期回復の要望を叶えることができます。そうした個々のご事情も、遠慮なくお伝えいただくことから、患者さんにとって最善の治療方法を進めることができるのです。

専門医をご紹介します

外科的な処置や診断が必要な場合は速やかに専門医をご紹介します。

たとえば、転倒して手をついた。動かすと痛む。膝をひねった。腫れてるけど歩ける。こんな場合は、接骨院・整骨院か、整形外科か、どちらへ行ったらいいのでしょうか?
判断に迷うとき、接骨院・整骨院へご来院ください。

接骨院・整骨院は、外傷性のケガや捻挫に対する施術と骨折、脱臼の応急処置のプロフェッショナルです。
たいていの外傷性のケガについては、知識と経験とカンによって対応方法を判断することができ、適切な処置をおこないます。

しかし、私たちでも骨折か捻挫か迷うことは正直、あります。しかし、そんな場合や、明らかに重篤なケースは、速やかに専門医にご紹介いたします。最終的には「専門医を受診して検査を受ける」という方法が一番確実だと考えているからです。

私たちは問診カウンセリングで患者さんからの訴えをいくつかのポイントに分けて聴いています。「強打した」「捻った」など、原因はどこにあるのか?いつから痛いのか?そして痛みの程度と質も重要なポイントです。まずは、あなたの「つらい」を聴かせていただくこと、あなたの訴えが大事な指標になります。

「痛い」のだから、どこかに異常があるはずです。その原因を見つけ、きちんと説明します。そして、患者さんから聴き取った情報をもとに患部の腫れを診ます。このとき怪我をしていない方の反対側の同じ部分と比べて「どのくらい腫れているのか?」を見比べます。腫れが強ければ強いほど「骨折」や「靭帯損傷」の可能性が高く、出血によって患部全体が腫れる傾向にあります。

患者さんの自己判断によって、つらさが長引き、回復が遅れてしまうことにならないよう、自己判断はせずにご相談ください。

症例ブログ《からだ研究所》